2016年07月14日

「エデン」近藤史恵

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ロードレースの世界最高峰、ツール・ド・フランス。

パート・ピカルディというチームに所属する白石誓は唯一の日本人選手としてレースに挑みます。

しかしチームからスポンサーが撤退することになり、チームの解散も噂される状況です。

監督やチームメイトたちは翌年の身の振り方を考え、さまざまな駆け引きが生まれます。

友人となったライバルチームの若いエースには薬をやっているという黒い噂も浮上して。

そんな中、誓はどのように振る舞い、戦っていくのか・・・・。

「サクリファイス」の続編です。

今回はツール・ド・フランスという大きな舞台。

前作と同じく誓はチームのエースをアシストする立場です。

そこが話の展開にドラマを与えているんですね。

レース上の戦略もそうですし、チーム内での身の振り方もそう。

エースのミッコを勝たせてやることはできるのか。

自分自身の成績は。

翌年もこの“楽園”で戦うことはできるのか・・・・。

ロードレースの緊迫感溢れる描写と共に、そのようなさまざまなドラマも描かれています。

今回もやはり読み応えのあるいい作品でした。

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 03:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 『こ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする