夏、秋、冬と連作3編収録。
夏の「エンドレスナイト」では8月17日から8月31日を延々と繰り返す事態に陥ります。
8月以降の未来がなくなってしまうのです。
長門有希いわく、すでに「15498回」繰り返しているとのこと。
はたして正しい時間流に戻ることはできるのか・・・・。
秋の「射手座の日」では隣室のコンピュータ研がハルヒに強奪されたパソコンを取り返すため、ゲームにて勝負を挑んできます。
さて、SOS団はPCの専門家たちを相手に勝てるのか・・・・。
「雪山症候群」ではスキーに出かけたSOS団が突如吹雪に襲われ遭難してしまいます。
たどり着いた洋館には誰もおらず、どうも様子がおかしい。
どうやら何者かの力で閉じ込められてしまったようです。
脱出することは可能なのか・・・・。
シリーズ第5弾です。
私にとっては今までの中でいちばん楽しめました。
話にバラエティもありましたしね。
そして長門有希にちょっとした変化が。
人間味が差してきたといいますか。
ハルヒは相変わらず暴走しています。
その他、朝比奈さんや古泉のキャラもちゃんと描き分けられていていつもながらの世界を築いていますね。
今後も楽しみに読ませていただきましょう。
ラベル:小説