2016年08月09日

「井狩春男のヘンテコ本が好きなんだ」井狩春男

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鈴木書店という取次の会社に在籍しておられ、出版業界の事情を書いた「返品のない月曜日 ボクの取次日記」「本屋通いのビタミン剤」が話題になった著者。

もちろん本好きであることはいわずもがなですが、それが高じて(?)ヘンテコ本までせっせと収集しておられるようです。

そんな貴重な(?)蔵書を紹介したマニアックな一冊。

なるほどいろんな本を出す人がいるもんですねぇ。

しかし面白く読めるのは最初から3分の1くらいまでですか。

後にいくほどだんだんとパワーダウンしてくるんですよねぇ。

紹介の仕方が投げやりになってくるといいますか。

第2章では写真が小さくなっていますし、内容の紹介のあとに本のタイトルや著者などのデータが来るというのもどうなのよと。

やはりタイトルが先にあって「どれどれ」と内容紹介を読むというのが順序でしょう。

第3章では写真もなく1ページに何冊も詰め込んでの紹介。

読むほうもダレて読み流してしまいます。

ところでこれによく似た本で「トンデモ本の世界」というのがありますが、マネをしたわけではないそうです。

この本は「ダ・ヴィンチ」に連載していたそうですが、その連載時にあちらが出版され、初めて存在を知ったと。

「トンデモ本の世界」はコンセプトに嘲笑的な視線がありますし、紹介している本にしても「やはりこれはちょっとキテるな」というラインナップです。

それに比べるとこちらで紹介されている本は毒気がありませんが、その分ややインパクトが弱い。

でも「トンデモ本」ではなく、あくまで「ヘンテコ本」ですからそれでいいんですけどね。

ラベル:書評・作家
posted by たろちゃん at 03:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 『い』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする