2016年09月06日

「花祀り」花房観音

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京都の老舗和菓子屋『松吉』で菓子職人の修行をしていた二十二歳の桂木美乃。

ある夜、あこがれの和菓子職人で『松吉』主人である松ヶ崎に大人の世界を見せてやると連れ出されます。

一流の和菓子職人を目指すのなら艶がないといけないと。

美乃にいちばん欠けているものがそれだと。

運転手付きの車で町屋風の一軒家に連れて行かれた美乃。

座敷には旦那衆が集まっています。

有名な僧侶、お茶屋の若旦那、高名な茶道家、呉服屋の主人、大学教授、国会議員など。

「男を知らん女なんぞ、なにをやっても一流になれない」と松ヶ崎に言われ皆の前で裸にされ、あらゆる恥辱まみれの行為をされて処女を奪われる美乃。

その後数年、店で菓子の修行をしつつ定期的に一軒家で調教され、男たちの奴隷となります・・・・。

第一回団鬼六賞大賞受賞作です。

いやぁ、やらしいですねぇ。(笑)

作者が女性ということに驚きました。

読んで実は男性が女性を騙っているのではないかと思ったのですが、れっきとした女性です。

言葉にしろ行為にしろ、それほど男目線なエロさに私には感じられました。

男のエロツボを心得ておられるのか女のツボも同じなのか。

京都を舞台としているということで、女性器の名称も関西の3文字が使われているのが大阪人の私の股間に響きましたし。(笑)

しかしまあ粋だの艶だの修行だのといいつつ、ひたすら変態プレイに没頭する登場人物たちはある意味ギャグです。

スポ根マンガが見ようによっては笑いのネタになるのと同じようなものですね。

楽しめました。

この作家、今後も追いかけていこうと思います。

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 『は』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする