2016年10月02日

「もたない男」中崎タツヤ

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物を捨てられなくて溜め込んでしまう人は多いようで。
というか、大抵の人がそうなんじゃないですかね。
つい「もったいない」とか「まだまだ使えるし」とか。
「そのうちまた」なんて思いつつ、結局使うことはないんですよね。
で、『断捨離』なんてのが言われるようになりまして。
この著者は物を捨てることにかけては究極です。
まず巻頭に仕事場の写真があるのですが、なんにもありません。
不動産屋に案内される空き部屋のようです。
部屋だけではなくすべてに徹底しておられます。
例えば本。
読み終わった本は捨てるという人はいるでしょう。
しかしこの著者は読み終わったページをどんどん破り捨てます。
ボールペンなんかもインクが減ってくるに連れて本体も短く削っていきます。
オートバイのフェンダー(泥よけ)も無駄だと捨てる。
しかし雨の日に泥水を跳ね上げてびしょびしょになったとか。
そりゃそうでしょう。
ここまでくるともう病気ですね。
ご本人もそれは自覚しておられるようですが、他人に迷惑はかけていないと。
そりゃまあそうですが。
潔いとは思いますけども、さすがに「なにもそこまで」という気がしました。
でもこの著者の何分の一かは見習うべきかもしれません。
現代人は物を持ちすぎ頼りすぎですもんね。
ラベル:エッセイ
posted by たろちゃん at 03:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 『な』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする