2016年10月20日

「平松洋子の台所」平松洋子

Cimg2935

料理にまつわる道具について書かれたエッセイ。

なのでタイトルが台所なんですね。

表紙の写真はブリキの米びつです。

そうそう、昔はこれでした。

米を袋から流し入れるときのザーッという音。

そして枡で米を量って釜に入れてましたっけ。

懐かしい。

著者は家族に顰蹙を買いながらも電子レンジを捨てたといいます。

牛乳を温めるときは小鍋で、ごはんを温め直すときは蒸篭を使えばいいではないか。

不便です。

ですがそんなのはもういいだろうと。

湯を沸かすのは鉄瓶で、ごはんを炊くのは土鍋や石釜で。

昔は皆そうでしたもんね。

電子レンジは大変便利ですが風情はありません。

そんなこと言ってられるかというのが大半の意見でしょうが、それだけ現代人には時間的余裕も精神的なゆとりもなくなってしまったということでしょう。

この本ではいろんな味わいのある道具を紹介しておられます。

時間の短縮や利便性だけにとらわれない道具の選択。

その中での暮らし。

そういうのが豊かな生活なのかなと思ったりもします。

ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 03:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 『ひ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする