2016年11月05日

「ウイスキー粋人列伝」矢島裕紀彦

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国産の本格ウイスキーづくりが始まって90年。(この本は2013年出版)
それに合わせたのでしょうか、古今90人の著名人たちのウイスキーにまつわるエピソードが収録されています。
第一章では揺籃期として吉田茂、鳥井信治郎、古今亭志ん生、江戸川乱歩、朝永振一郎など。
第二章は発展期。
黒澤明、吉田健一、田中角栄、升田幸三、池波正太郎など、
第三章は爛漫期です。
開高健赤塚不二夫中上健次、桑田真澄、山崎まさよしなど。
とても幅広い人選ですね。
それぞれに独自のこだわり、思い入れ、飲み方があるものです。
しかしサントリーの創業者である鳥井信治郎は当然として、マッサンこと竹鶴政孝の名前が見当たらないのはどうしたことでしょう。
実質的には鳥井よりも竹鶴が国産ウイスキーの父ですからね。
毎晩ボトル1本を空けていたということで、飲むほうのエピソードにも事欠かないはず。
画竜点睛を欠くです。
ま、それを言い出しましたらあの人はなぜとかこの人はなんでとか収拾付かなくなりますけどね。
ぜひウイスキーのグラスを傾けながら読みたい一冊です。
ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 03:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 『や』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする