2016年11月13日

「B級学【マンガ編】」唐沢俊一

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マンガについての評論本です。
第1章では「日本マンガ文化の過去・現在・未来形」ということで、東大での講演が収録されています。
現在のマンガ評論について、そしてマンガの状況、貸本時代のマンガなども取り上げておられます。
第2章は「B級学的現代マンガ家論」。
紹介されているのは内田春菊、望月峯太郎、横山光輝、唐沢なをきの4人。
ただ唐沢なをきはちょっと持ち上げすぎでは。
いくら実弟とはいえ。
しかし身内であるが故に知る素顔もありましょう。
第3章は「マンガ、アニメはどこへ行こうとしているのか」。
貸本時代のB級マンガがいくつか紹介されているのですが、これが実に面白そう。
今のマンガにはないキッチュな魅力があります。
こうやって貸本の時代から現代までざっと見てみますと、さすがに技術的なものは目を見張るほど向上していると思います。
ですがマンガらしさというのは失われてきたのではないかと。
こんなこと言うと「じゃあマンガらしさとはなんなのか。その定義は」みたいな話になってしまいますけど。
昔のマンガ雑誌は絵にしろ話にしろバラエティがありました。
次の発売日まで何度も読み返しましたし。
読んでいて味わいがありましたね。
でも今は・・・・。
私にとっては今の少年ジャンプ的なマンガはいっさいダメですね。
受け付けません。
昔はよかった・・・・などというのは、時代についていけなくなった者のノスタルジーでしょうか。
ラベル:漫画本
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 『か』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする