2016年12月23日

「夜は短し歩けよ乙女」森見登美彦

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『私』が密かに想いを寄せる黒髪の『彼女』。
ひたすら彼女を追いかける私ですが、彼女はそんな気持ちには気付かないまま。
夜の先斗町、下鴨納涼古本まつり、大学の学園祭、と私は彼女を追い続け、珍事件に巻き込まれ、あげくの果ては風邪を引いて万年床にダウン。
さて2人の行く末は・・・・。
シュールですが明るく楽しい恋愛ファンタジーです。
出てくるキャラが皆どれも個性的で。
宙に浮かぶ樋口さんや、狭い先斗町に現れる李白さんの3階建ての電車って・・・・。
小難しい語りの割には馬鹿馬鹿しく不器用な主人公やキュートな黒髪の彼女など、いかにもな森見キャラですね。
その他の登場人物も憎めません。
話も各章により趣向を凝らしてあり、まるでおもちゃ箱のよう。
読者を楽しませるエンターテイメント満載です。
古書のウンチク、火鍋の我慢比べ、象のお尻、パンツ総番長、韋駄天コタツ、偏屈王、緋鯉のぬいぐるみ・・・・。
面白く読ませていただきました。
ラベル:小説
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 『も』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする