2016年12月27日

「誰が「本」を殺すのか(上・下)」佐野眞一

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本が売れないと言われはじめてもうどれくらいになるんでしょう。
販売額の下降は20年くらい前からですね。
そして出版社が倒産し、書店が閉店に追い込まれ。
そのわりには毎日200点もの新刊が出ているといいます。
いったいどうなっているんでしょう。
売れないのを補うためにせっせと新刊を出す。
もちろん次から次に出てくるので、このあいだまでの新刊はあっという間に書店から姿を消す。
悪循環です。
いったい誰がこのようにしてしまったのか。
誰が本を殺したのか。
出版社、編集者、取次ぎ、流通、書店、図書館、新古書店、電子出版、書評、読者・・・・。
業界の川上から川下まで貫いて著者が検証します。
私は直接この業界に関わっているわけではないので、本が売れないといわれても実感はありません。
販売額が前年比何パーセント減などの報道を読んだり、町の書店が無くなっていくのを見てそうなんだなと思ったりするくらいでしょうか。
たしかに自分の周りを見ても熱心に本を読んでいる人はほとんどいませんね。
電車に乗っても向かいの6人がけの座席全員が熱心にスマホをいじっていたりします。
おまえらは倣え右で餌をつつくブロイラーかと。(笑)
なので本を開いている人なんか見かけるとその姿が新鮮に思えますね。
この本では単行本時の内容を〈捜査編〉、文庫版で追加した章を〈検死編〉として検証しています。
本はこの先どうなっていくのか。
盛り返していくのか絶滅するのか。
さて・・・・。
ラベル:本・書店
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 『さ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする