2017年01月08日

「人生解毒波止場」根本敬

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世の中、変な人がいます。
そんな人たちに関わり、その言動を観察したエッセイです。
電波系の喫茶店ママ、ゴミ屋敷の老婆、日本一のM男、大阪西成の自称画白(伯)・・・・。
今の日本は気取って綺麗なものばかりになってしまったというのが著者の弁だそうですが、まあたしかに昔にくらべると皆小奇麗で常識的にはなりましたね。
ある意味キョーレツな個性の人が少なくなったといいますか。
電波系の人たちなんてのは安全地帯から観察しているぶんには面白いですが、隣近所にいるとちょっと勘弁願いたいところです。
でもいったい何がまともなんでしょう。
現在の一般常識的な人たちがはたして本当にまともなのか。
変人といわれる人は少数だからそのように扱われているだけではないのか。
むしろ変人として生きたほうが楽ではないのか。
そのようなことも思ったりしました。
それはともかく、著者は「ガロ」で昔から個性のきっついマンガを描いてこられたマンガ家です。
この本に登場する人たちはかなりのものですが、それを喜んで受け入れる著者もさすがといいますか。
類は友を呼ぶのでしょうか。(笑)
ラベル:エッセイ
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 『ね』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする