2017年01月14日

「鮨屋の人間力」中澤圭二

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著者は東京四谷で「すし匠」という鮨屋を経営しておられる鮨職人です。(2007年当時)
鮨屋は「さらし」の商売だと著者はいいます。
自分自身の身をさらけ出して客に接するということですね。
たしかに鮨屋というのは飲食業の中でもちょっと特殊といいますか。
カウンターを挟んでその都度注文を受け、客の目の前で握り、出す。
なので職人と客のつながりはかなり密といえます。
他の飲食店にはないスタイルですね。
客席から見えない厨房で料理を作っているわけではなく直接客と接しながら調理するわけで、もちろん接客も兼ねることになります。
というわけで職人の「人間力」が問われるということです。
駆け出しの修行時代、経営者となってからの日々の仕事、客とのコミュニケーション、あらゆる中で人間力を磨いてきた著者の経験、考えが書かれています。
ちなみに著者は現在日本を離れ、ハワイで店をやっておられるようです。
本書の最後にも書かれていますが、ニューヨークに行ってずいぶん刺激を受けられたとのこと。
それがきっかけになったのかもしれません。
現状に満足せずつねに新しい舞台にチャレンジし続けておられます。
海外においても日本で培った人間力を発揮しておられることでしょう。
ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 『な』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする