2017年01月26日

「化学探偵Mr.キュリー2」喜多喜久

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シリーズ2作目。
Mr.キュリーこと沖野晴彦は四宮大学理学部の准教授。
庶務課の七瀬舞衣のもとに持ち込まれた難事件(?)の解決を毎度毎度手伝わされる羽目になります。
さて今回はどのような事件が・・・・。
連作で5話収録されています。
小学生が橋の下で見た老人。
老人の手にきらめく白い閃光。
その閃光は地面に置かれていた黒い壺に吸い込まれ、次の瞬間炎が噴き出しました。
火柱を扱うその老人の正体とは・・・・。(化学探偵と炎の魔術師)
大学で学内アイドルのオーディションが行われることになったのですが、主催のアイドル研究会にオーディションの開催を延期しろと脅迫状が届きます。
警察に届けたりすると爆弾を仕掛けるというのですが、化学研究室から過酸化水素水が盗まれた事件と何か関係があるのか・・・・。(化学探偵と盗まれた試薬の使途)
アイドル女優が子供の頃、祖母に手作りのクッキーを食べてもらったのですが、急に祖母は苦しみ始め死んでしまいます。
自分のせいで祖母が死んでしまったのではないかとアイドルは悩み、悪夢にうなされます。
記憶ではアーモンドの匂いがしていたのですが、もしかしてそれは誰かが入れた青酸カリの匂いではなかったのか・・・・。(化学探偵と疑惑の記憶)
沖野が化学者ということで、どの話も化学的な要素があります。
沖野の知識でそれを謎解きし、解決するというパターンですね。
舞衣はその助手みたいなもので、探偵と助手という典型的なパターンです。
キャラがいいですね。
ぶっきらぼうな沖野、なぜか事件に巻き込まれてしまう舞衣。
ほのかに恋愛感情を匂わせたりもして。
突出して面白いというわけではありませんが、また次作を読んでみようかなという気にはなります。
ラベル:小説
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 『き』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする