2017年02月07日

「漁師だけが食べている直伝浜料理」野村祐三

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料理と言いましてもいろいろとありまして、例えば和洋中というジャンル分けができます。
高級店の料理と庶民店の料理という分け方もできます。
プロの料理と素人の料理なんてのも。
で、本書は漁師が作る(食べている)浜料理の紹介です。
漁師ですからもちろん料理に関してはプロではありません。
しかし魚については知り尽くしているわけで、素人というわけでもない。
魚の鮮度に関してはケチの付けようがありません。
それをその場でしか食べられないような料理法で食べたりするわけですから、高級店でも味わえないほどの美味だったりします。
そんな漁師だけが食べている直伝の浜料理を日本全国食べ歩き、紹介したのがこの本です。
北海道から沖縄まで46もの漁師料理が紹介されており、すべてレシピ付き。
どれも実に美味しそうです。
但しこの本で取り上げられている料理というのは飲食店を紹介したグルメガイドの料理とは違い、各地に昔から伝わる伝統料理だということを認識せねばなりません。
昔ながらの料理が姿を消していく昨今、食文化の伝承という思いも著者は込めておられます。
特に和食から洋風な食事への移行、そして魚料理は敬遠される傾向にあります。
ぜひ魚を使った和食というものを見直したいものです。
本書で紹介されている料理の魚はけっこうどこでも購入できる物がほとんどです。
地元のように捕れたばかりの物をその場でというわけにはいきませんが、自宅での再現は可能。
試してみたいですね。
ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 『の』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする