2017年02月21日

「英国一家、日本を食べる」マイケル・ブース

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著者はイギリスのフードジャーナリスト。
知り合いの日本人からもらった一冊の本に大きな影響を受けます。
その本とは「JAPANESE COOKING A SIMPLE ART」。
英語で書かれた日本料理のバイブルともいわれる辻静雄の名著です。
著者はほとんど衝動的に日本へ行って自分の目と舌で日本料理を見極める決心をします・・・・。
タイトルの通りイギリス人一家が日本を訪問し、北海道から沖縄まで食べ歩いた3ヶ月間の記録です。
やはり読みどころは外国人の目に日本の料理はどのように映り、舌はどのように感じたのかというところですね。
日本料理といっても高級な料亭だけではなく、新世界の串カツや博多の屋台ラーメンなどいわゆるB級グルメもしっかりと調査。
服部栄養専門学校の服部幸應氏や辻調理師専門学校の辻芳樹氏にも会って食事を共にしておられます。
単身ではなく家族でというところもミソでしょうか。
食事だけではなく日本の文化にも触れ、発見と驚きに満ちた子供の反応などが書かれています。
このあたりが本書をちょっとユーモラスにしています。
もちろんすべての店で子供連れというわけではありません。
内容には多少の脚色もあるように思えるのですが、まあそれはそれで読み物としてこの本の個性でもあるでしょう。
ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 『ま』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする