2017年03月17日

「春の道標」黒井千次

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倉沢明史は高校2年生。
サークルで同人誌を発行し、詩を書いている少年です。
学校は旧制中学から新制高校に切り替えられて2年目。
いよいよ来年から本格的に男女共学になります。
明史にはひとつ年上で幼なじみの慶子という少女がいるのですが、彼女と初めてのキスを経験します。
異性への目覚めに戸惑う明史。
しかしそれと同時に通学途中で出会う中学生の棗にも心惹かれ、声をかけ付き合うことになるのですが・・・・。
いやぁ、青くて甘酸っぱいですねぇ。
時代は具体的に記されてなかったと思いますが、旧制中学や進駐軍という言葉が出てくる時代であります。
そんな中での青春であり恋愛なわけですが、根本的な異性への恋愛感情というのはやはり変わらないものなのだなと。
もし自分が今この年代に戻ったとしてどういう恋愛をするだろうと考えると・・・・。
やはり明史と同じようなものかもしれませんね。
変わらないように思います。
青春時代の普遍的な恋愛と性を描いていると思うのですがどうでしょう。
ただ現在の中高生はどうか知りませんけども。
すべての人ではありませんが、昔に比べてチャラい印象がある現在の中高生。
そのような人たちがこの小説を読んでどう思うのか。
つーか、今どきの中高生はこんな小説読みませんわな。
たぶん。(笑)
ラベル:小説
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 『く』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする