2017年04月24日

「荒木飛呂彦の漫画術」荒木飛呂彦

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著者の荒木飛呂彦氏といえば「ジョジョの奇妙な冒険」などジャンプ系で人気の漫画家です。
デビューしてから30年以上になられるんですね。
その間、ずっと一線で活躍しておられるのだからすごいことです。
氏のデビュー当時は私も少年ジャンプを購読していまして、なのでデビュー作も読んでいるはずなのですがまったく記憶にありません。
記憶にあるのは「魔少年ビーティー」、「バオー来訪者」あたりからですか。
でもまったく面白くなくて飛ばしてましたね。(笑)
まずアメコミっぽい絵柄が生理的にだめでした。
話の内容もちんぷんかんぷんで。
絵が見づらい(私にとっては)ので、ストーリーが頭に入ってこないんですよね。
でも「ジョジョの奇妙な冒険」なんかはロングセラーになっているわけで、やはり私の読解力が足りなかったのでしょう。
それはともかく、本書は人気漫画家荒木飛呂彦氏が漫画を創作するときのノウハウを惜しげもなく紹介した一冊です。
書かれていることは氏が実践してこられたことなのでもちろん間違っているわけはなく、まさしくヒット作を創るための裏側です。
よく手の内を明かされたものだと思います。
ただそれは明かしたところで皆が“荒木飛呂彦”ではないわけで、その通りまねても同じレベルの作品が描けるわけではありません。
いくら頭でわかっていても、こういうのはやはりセンスであり才能ですからね。
そのあたりの自信もあっての執筆ではないかと思いますが。
しかしこのような内容の本を書かれたことはほんとに思い切りのいることだったと思います。
そして漫画を描く者にとって大いなる参考となるのは間違いないでしょう。
私のようなど素人がこんなことをいうのもなんですが、読んでいて「それはどうかな」と思う部分もあります。
短い期間ですが私もこの仕事をしていたこともありますし。
ある程度は描く側のこともわかっているつもりです。
ですが著者は実績で証明しておられるわけですからね。
やはりそのような人の発言は重いです。
なので、この本の内容をじゅうぶんに咀嚼しつつ、そして自分なりの考えを駆使しながら、ぜひぜひ若い人たちが才能を開花させてくだされば。
てなことを読み終わって思った次第です。
部外者の私が。(笑)
ラベル:漫画本
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 『あ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする