2017年06月01日

「神酒クリニックで乾杯を」知念実希人

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エリートコースを歩むはずだった外科医の九十九勝巳は医療事故で患者を死なせてしまいます。
職場を追われ、「神酒クリニック」という病院で働くことになったのですが。
そこは院長の神酒章一郎をはじめ抜群の腕を持つ医師たちがいるのですが、皆一癖も二癖もある者たちばかりです。
そして扱う患者はいわゆるVIPといわれる人たちで、世間に知られることなく経営されている病院です。
九十九はそんな病院でどのような仕事をこなしていくのか・・・・。
かなりラノベっぽいノリの作品ですね。
まず表紙のイラストもそうですし、なによりキャラクターが。
なんじゃこいつらといったような個性的で楽しい面々です。
皆医師であるものの、やっていることといったらまるで探偵のような。
まったく医療に関係のない事件に首を突っ込む神酒クリニックの連中、それに巻き込まれる主人公のあたふた感が笑えます。
作者は現役の医師ということで専門的な知識も披露されており、きっちりと医療的な設定も押さえておられます。
ミステリーとしましてはまあちょっと強引な部分もありますけども、それを言い出したら成り立ちませんしね。
どんでん返しも用意されており、そこはやられたなと。
やはりなんといってもキャラがいいですね。
楽しめました。
続編も出ていますので、ぜひ読みたいと思います。
ラベル:小説
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 『ち』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする