2017年08月08日

「小説 君の名は。」新海誠

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東京で暮らす男子高校生、立花瀧。
田舎町で自分が女子高校生となって暮らしている夢を見ます。
また田舎な糸守町で暮らす女子高校生の宮水三葉も東京で男子高校生になっている夢を見ます。
お互い最初はリアルな夢だと思っていたものの、どうやら2人は夢の中で入れ替わっていることに気づきます。
自分が相手の体になっているあいだは本来の自分の体の記憶はありません。
そして夢から覚めると相手の体で過ごしていた記憶が儚く消えてしまうのです。
2人は入れ替わっている間にノートやスマホで相手へのメッセージを残します。
最初は入れ替わっているあいだに勝手なことをするなと腹を立てたりしていたものの、だんだんと相手に想いを寄せるようになります。
ですがある日から急に入れ替わりが途絶えてしまいます。
瀧はうっすらと残る夢の記憶を頼りに糸守町を探し当て訪れるのですが、糸守町は3年前に隕石の落下で壊滅していたのでした。
被害者名簿の中には宮水三葉という覚えのある名前が。
ではあの入れ替わりはなんだったのか。
自分は3年前に死んだ人間と入れ替わっていたというのか・・・・。
大ヒットしたアニメ映画の原作小説です。
先にアニメを観てしまったせいか、ちょっと小説としてどうなのか判断できなくなってしまいました。(笑)
なにしろあらゆる場面でアニメの絵が浮かんでくるもので。
最初は読んでいてちょっと混乱しますね。
またアニメを前もって観ていなかったらちょっとわかりづらいのではないかと思える箇所もありました。
そのせいか話の中でつじつまが合わないのではと感じた所も。
ただ全体的にピュアで美しい小説ですね。
これもアニメの絵の美しさの影響があるかもしれませんが。
思春期の男女の入れ替わりとなるとコメディ路線になりそうなものですが、東京と田舎町で直接の面識はなく、彗星のエピソードなどを取り入れ、時空を超えた運命の出逢いといったような縦軸横軸ともにスケールのある話に仕上げています。
本好きとしましてはアニメを観る前に前知識なく読んでおきたかったと。(笑)
ラベル:小説
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『し』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする