2017年12月08日

「味 天皇の料理番が語る昭和」秋山徳蔵

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天皇の料理番として半世紀以上を務めた料理人の食エッセイです。
16歳から西洋料理の世界に入り、20歳でパリへ。
明治42年のことです。
もちろん現在のように誰もが簡単に海外に行ける時代ではありません。
本場で修業した著者は、大正天皇の御大礼に伴い日本に呼び戻されます。
そして昭和47年に辞任するまで天皇の料理番を務めてこられました。
この本ではそんな料理人としての半生について、また宮中でのいろんなエピソードについて書かれています。
しかし普段の食事から宮中での公式行事の料理まで、40年以上もよく続けてこられたなと。
相当神経を使われたことだろうなと察します。
この本が最初に出版されたのは1955年。
最後に食卓の作法が載っているのですが、さすがにこれは時代を感じさせますね。
ちなみにこの著者の経歴は杉森久英によって「天皇の料理番」として小説化され、また何度もテレビドラマ化もされています。
最新は2015年でした。
サブタイトルにもあるように、昭和という時代の食事情を語った内容でもあります。
ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『あ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする