2017年12月18日

「窓際OL トホホな朝ウフフの夜」斎藤由香

CIMG3174.JPG

窓際族というのは普通閑職に追いやられた中高年のサラリーマンをいうわけですが、著者は窓際OLとのこと。
そんな窓際に追いやられた著者に与えられた仕事は精力剤のPR。
問い合わせ殺到する中、せっせと商品の売り上げに励みます・・・・。
まあ窓際OLなんてのはあくまで自虐でしょうけど、しかし上司を笑いのネタにし、会社の裏話を週刊誌のエッセイ(この本のことですが)で暴露しまくるなど、窓際の開き直りか、そんなことだから窓際に追いやられるんだと思ってしまったりもします。
ちなみに著者がお勤めの会社はあのサントリーです。
「やってみなはれ」の社風が著者にこのような暴挙を許すのか。(笑)
それにしてもの感ありありです。
父は作家の北杜夫、祖父は歌人の斎藤茂吉、叔父は精神科医の斉藤茂太。
エリートな家系です。
そのせいか作家さんたちにもつながりがあるらしく、いろんな売れっ子作家からも精力剤についての問い合わせあり。
みなさん苦労しておられるんですなぁ。
(あ、精力剤とは『マカ』のことです。)
前半は笑える話が満載ですが、最後の章は父や祖父、祖母の話でちょっとしんみり系。
できれば前半のノリで最後まで読ませていただきたかったのですが。
しかし祖母の話はなかなか興味深く、このエッセイの続編とともに祖母のことを書いた「猛女とよばれた淑女―祖母・齋藤輝子の生き方」も購入しました。
後日読んでみます。
ラベル:エッセイ
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『さ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする