2018年05月19日

「初恋ノスタルジア」小日向江麻

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結城梓は29歳の高校美術教師。
小学校1年生のとき、家が隣同士で幼馴染みのクラスメイトこうちゃんが初恋の相手です。
しかし中学生になると一緒に帰ったりを冷やかされたりして、2人の中はだんだんとギクシャクしていきます。
高校は別々の学校に進学。
そんな折、父親の転勤で梓は急遽引っ越さなければならなくなります。
いっそこの機会にこうちゃんに告白しようか。
そうは思ったものの、ギクシャクした当時の関係もあり、いなくなる相手から告白されても迷惑なんじゃないかと考えた梓は、こうちゃんに黙って引っ越してしまいます。
それから約10年。
梓の務める学校に数学教師としてこうちゃんが転任してきます。
再会に喜んだ梓ですが、こうちゃんこと山内孝佑は梓を冷ややかな目で見て無視します。
その後も会議のたびに対立し梓の神経を逆なでするのです。
いったいこうちゃんはどうしてしまったのか・・・・。
エタニティによくあるオフィスラブではなく、学校が舞台というのは目新しく感じました。
当然話はハッピーエンドとなるわけですが、そこに至るまでの話はライバルありーの勘違いありーのと定番のコースです。
しかしさほどコテコテ感を感じることなく読むことができました。
ツッコミを入れて茶化すような箇所も特にありません。(笑)
作者の上手さでしょうか。
エピローグ的に添えられている「未来からのラブレター」もほんわかじわりと沁み入りました。
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『こ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする