2018年06月04日

「なにを食べたらいいの?」安部司

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飽食の日本。
身近なところでいろんな食品が手に入るようになりました。
素材ではなくすでに調理され、すぐに食べることのできる食品が大量に出回っています。
たしかに便利です。
包丁もまな板もいらなかったりします。
実際ひとり暮らしの若い人で包丁を持っていない人も多いようですね。
しかしそのような食品は手作りの料理とはまったく違うものです。
なにより大きな違いは添加物の有無でしょう。
というわけで、この本では出来合いの食品がいかに添加物まみれで危険なものであるかということを紹介しておられます。
しかしほんとうに危険なのかという反論もあるでしょう。
国が安全と認められているから使用されてるんじゃないかと。
一理あります。
ですが安全として認可されていた添加物がいきなり発がん性があるとして使用禁止になる例もあるのです。
そして動物実験などで問題なしとして安全と言われている添加物でも、何十年も摂取し続けた人体がどうなるかなどまだ誰にもわからないのです。
ひとつの食品に含まれている添加物はコンビニおにぎりで20~30種類、サンドイッチで80~100種類だとのこと。
こんなので1日を過ごすとあっというまにのべ数百種類にもなってしまいます。
著者は商社で加工食品の開発をしておられました。
なので添加物のエキスパートです。
そんな自分が開発した添加物まみれの肉団子を幼い娘が食べているのを見て、著者は翌日会社に辞表を提出したといいます。
自分で作ってきたからこそ、こんなのは決して子供に食べさせるべきではないというのをひしひしと感じたんですね。
今さら何をという批判ももちろんあるでしょうが。
現在の食生活において食品添加物を100%避けるのはほぼ不可能でしょう。
しかし知識を持ち、できるだけ避けることは可能です。
このような工業製品ともいえる食品が溢れかえっているのは、作ったメーカーもそうですが無関心に受け入れている消費者がいるからです。
食品を購入するときは原材料表示を確認し、あまりにもひどいものは避け、できるだけ手作りの料理を食べることを心掛けたいものです。
ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『あ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする