2018年06月10日

「やさしいため息」青山七恵

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一人暮らししているまどかは派遣会社の事務をしています。
4年ぶりに朝の通勤電車で行方知れずだった弟の風太と再会しました。
風太はまどかのアパートに居候することになります。
毎日まどかの1日の行動を聞き、観察日記をつける風太。
そして風太の友人の緑という男子がちょっと気になり始めて・・・・。
これといって変化のないまどかの毎日ですが、しかし風太には作り話の報告をし日記に書かせます。
客観的に見ると自分の1日の行動なんて平凡なものなんですよね。
そうそうドラマがあるものじゃない。
そんな毎日は引け目を感じることなのか。
一緒にごはんを食べたり飲みに行ったりする相手がいないことは恥ずかしいことなのか。
平凡な毎日に弟が少しだけ風穴を開けます。
それに刺激されてか紹介された緑に惹かれてしまったり。
やはり自分には自分のペースがあり、行動パターンがあるわけで。
それを見失ってペースの乱れた行動を取っても納得のいく日々とはなりません。
そんな思いを持ちました。
ラベル:小説
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『あ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする