2018年11月15日

「天才たちの値段 美術探偵・神永美有」門井慶喜

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本物の絵を見ると甘味を感じ、偽物だと苦みを感じるという天才美術コンサルタント神永美有。
短大の美術講師である佐々木昭友との名コンビ(?)で美術に関する様々な難問を解いていきます・・・・。
表題作「天才たちの値段」は画商に声をかけられた佐々木が故・子爵の館を館を訪れます。
そこで出会ったのが神永です。
子爵が秘蔵していたボッティチェッリの絵を見せられるのですが、それは本物なのか偽物なのか。
本物なら世紀の大発見です。
しかし佐々木が見たところ、筆致は酷似しているものの微妙にボッティチェッリらしくない。
ですが神永は口の中に強烈な甘みを感じ、呟きます。
「これは本物です」。
さて真偽は・・・・。
美術に関わる謎を解き明かしていく美術ミステリーとでもいいますか。
専門的な知識が駆使され、上辺だけの美術ものではありません。
といっても私は美術について詳しいわけではないですけども。
しかしこれらの知識や情報ががっちりと本格感をもたらしているように思えます。
作者もさぞかし大変だったのではないかと。(笑)
続編も出ているようですね。
ぜひ読ませていただきましょう。
ラベル:小説
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『か』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする