2019年01月11日

「新選組 幕末の青嵐」木内昇

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新選組。
どのような存在であったのか、いまさら説明するまでもありませんが。
この作品ではその新選組のいろんな人物にスポットを当てて語られています。
ひとりの人物を主役に据えて書かれるのに比べるとやや散漫な印象はあります。
ですがその分それぞれの人物を主観的に見ることができます。
読んでいまして魅力なのはやはり土方歳三ですね。
小説ですからもちろん脚色もありますし作者の思い入れもあるでしょうが、しかしそれを度外視しても魅力ある人物だといえるでしょう。
そして沖田総司。
この飄々とした純真無垢な人柄もまたいい。
剣客としてあまり活躍できなかったのは残念なことですが。
最初は視点がころころ変わるのに違和感を持ちましたが、慣れればどっふりと浸ることができました。
500ページ以上の長編ですが、最後は読み終えるのが惜しかったくらい。
昔、日本にこのような男たちがいたのだなぁと、しみじみ感慨に耽りました。
ラベル:時代小説
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『き』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする