2019年05月09日

「サラリーマン居酒屋放浪記」藤枝暁生

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経歴によりますと著者は大学卒業後損保会社に就職し、転勤や出張で45都道府県を巡ったそうです。
現在もやはり企業コンサルタントとして全国を飛び回っておられるとのこと。
いやまあ酒飲みがそのような立場になりますと、これ幸いと行った先々で居酒屋を開拓しますわな。(笑)
とはいっても、意外とこれってできなかったりするんですよね。
知らない土地の一見の店にはなかなか一人で入れるものではありません。
実際外ではよく飲むけれど、一人で飲み屋に入ったことはないという人って結構います。
今はネットで前情報を仕入れることもできますが、必ずしも目をつけた店の情報がネットで紹介されているわけでなし。
知らない店には怖くて入れない。
一人で入ったとしてもどう振る舞えばいいのかわからないとか。
でも私は居酒屋の楽しみは一人酒にあり、と思っています。
店についても検索などしませんし前情報なしで飛び込むのが楽しい。
著者もやはりそのようで、ご自身の嗅覚を頼りに店を開拓してこられたようです。
また著者の嗅覚というのが鋭いようで。(笑)
誰もが知る有名店も紹介されていますが、地方のほんとローカルな店も紹介されています。
といってももちろんネットで取り上げられているような全国区ではないというだけで、地元では愛されている店でしょう。
『隠れた名店』なんてのはあり得ないわけで、いい店にはいい常連客がついています。
知っている人は知っているのです。
隠れようがない。
そんな店を探し当てて出張先の楽しみとする。
いいしゃないですか。
この本は単なる店紹介ではありません。
店の雰囲気といいますか味わいといいますか、そういうのを伝えようとしておられるのがよくわかる内容です。
ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『ふ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする