2019年09月16日

「犬と鴉」田中慎弥

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時代はいつでしょうか。
近未来な気もします。
戦争が起こり、各家の傍には避難壕が掘られ、人々は壕に閉じこもっています。
主人公の父は戦争へ行き、それを追っていった母は戻ってきません。
野犬が闊歩する町中。
父は丘の上の図書館に籠城していると聞きます。
主人公は父に会うため図書館に通うのですが・・・・。
う~ん、シュールといいますか、難解な小説ですね。
私にはよくわからなかったのですが、しかし解説の平野啓一郎、さすがですね。
なるほど、ここまで読み解かなくてはいけないのかと。
さすがに純文学は奥が深いなぁ。(笑)
表題作他2編収録ですが、最後の「聖書の煙草」が私には面白く読めました。
意味はあまりよくわかりませんでしたけども。(笑)
ま、なんにせよ、親子の対立というのはありますよね。
特に父と子。
この家系の繋がりといいますか葛藤といいますか、こういうのは作者の追求するテーマなんでしょう。
ラベル:小説
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『た』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする