2019年09月28日

「笑福亭鶴瓶論」戸部田誠(てれびのスキマ)

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笑福亭鶴瓶こそが最強の芸人であると主張する著者。
大物とも対等に渡り合うかと思えば後輩にボロクソいじられる。
あちこち地方を訪ねて地元の人たちと交流したかと思えば、翌日には大ホールで落語をやっていたりする。
鶴瓶というのはいったいどのような人間なのか・・・・。
なるほど笑福亭鶴瓶という芸人はトップレベルというほど抜きんでた存在ではありません。
しかしつねにトップのすぐ下におられますよね。
人気も安定しています。
著者は鶴瓶はスケベだといいます。
これは終始一貫してこの本の中で何度も使われており、各章のタイトルにも使っておられる言葉です。
もちろん性的な意味で使っておられるのではなく、芸人としての色気であったり、なによりいろんなことに対しての貪欲さを表現しておられるんですよね。
しかし私は読んでいるあいだずっとこの言葉に違和感を持っていました。
著者としては鶴瓶を表現するのに的確な言葉だと思っておられるのでしょうが、私にはどうも最後まで馴染めませんでしたね。
もうちょっと別の言葉で表現できなかったものかと。
いろんなエピソードや鶴瓶の魅力を読めたのは楽しかったですが、ひたすらスケベというキーワードでまとめようとしておられるのがどうも好きになれませんでした。
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『と』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする