2019年11月21日

「酒に謎あり」小泉武夫

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この地球上、酒を持たない民族はほとんどいないそうです。
そう考えると不思議な気がしますね。
大昔の文化の交流がなかった時代にも、地球のこちら側とあちら側で酒という飲み物が発生していたということですから。
どこかに発生源があり広まったわけではなく、自然と各地で誕生したんですね。
最初は偶然の発酵によるものだったはずですが、人間はそれを見逃さなかった。
つまりそれほど酒というのは人間にとって魅力ある飲み物だということです。
人種に関係なく。
で、当然その土地に応じた酒が発展していくわけです。
日本なら米を使った酒、フランスなら葡萄とか。
そんな風に人間と酒は大昔から切っても切れない関係なわけですが、この本では『味覚人飛行物体』、『鋼鉄の胃袋』、『発酵仮面』など様々な異名を持つ小泉センセイが、酒の歴史を縦軸に世界各国の酒を横軸に、縦横無尽に酒について検証しておられます。
身近な存在でありながら意外と知られていない酒についての話。
例えば『酒』という言葉はどこから来たのか、といういきなりなストレートパンチでこの本は始まります。
酒飲みを自負する人でもほとんどが答えられないでしょう。
なるほど、まさに「酒に謎あり」です。
ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『こ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする