2020年01月22日

「花だより みをつくし料理帖 特別巻」高田郁

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全10巻で完結したシリーズの特別巻です。
あれから4年後。
澪は源斉と所帯を持ち、江戸を離れて故郷の大坂で料理屋を営んでいます。
そんな澪のことが夢にまで出てくる「つる家」主の種市。
澪のことが気になるのは戯作者の清右衛門も同じなようで。
清右衛門、版元の坂村堂、種市は澪に会いに行くために東海道を五十三次、大坂を目指します・・・・。(花だより)
澪と恋愛した御膳奉行の小松原こと小野寺数馬。
お互い口には出さなかったものの、相思相愛の仲でした。
しかし立場が違います。
これはまず小野寺の妻となった乙緒の心情を酌みつつ、その先にある小野寺の心情を酌みたいですね。(涼風あり)
あさひ太夫こと野江は、現在大坂で「高麗橋淡路屋」を再建しています。
商売は順調です。
ですが女主人として続けていくには期限があります。
男を主人に立てないと店を存続できない。
野江はどのように決断したのか・・・・。(秋燕)
正体不明の疫病が大流行します。
澪の夫である源斉は全力を尽くしますが、ことごとく患者を亡くしてしまいます。
落ち込み、過労で倒れてしまう源斉。
澪は店を休んでまでも、源斉の看病に尽くします・・・・。(月の船を漕ぐ)
さすがのレベルですね。
相変わらず読ませてくださいます。
巻末の「みをつくし瓦版」を読みますと、いよいよこのシリーズはこれが最後のようですね。
しょうがない。
澪たちのその後が知れただけでも喜びとしなければ。
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『た』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする