2020年02月17日

「明るい夜」黒川創

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風呂なし、トイレ共用の古アパートに住む朋子はチェーンのイタリア料理店でアルバイトをしています。
彼氏の工藤くんは小説を書きたいと宣言し、3年ほど勤めていた本屋を辞めてしまいました。
しかし小説を書いている気配はまったくありません。
バイト先の友達であるイズミちゃんは自身の生い立ちを朋子に語ったあと消息不明に。
京都を舞台にした不安定な3人の物語です・・・・。
読んで思いましたのは、『場所』と『時間』かな、と。
ちょっと抽象的ですね。
『自分の居場所』と『現時間の認識』と言い換えましょうか。
余計わけわからんですかね。(笑)
まあそんなことを感じました。
途中、主人公はバイトしていたレストランを辞めパン屋で働くのですが、しばらくしてレストランを訪れると店がなくなってたりするんですよね。
このエピソードなんかもそんな風に感じました。
時間と存在みたいな話になりますとかなり哲学的なのですが、この小説自体は決して小難しいものではありません。
ただそのようなテーマを含んでいるのかなと私が感じただけで。
ラベル:小説
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『く』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする