2020年04月25日

「隣人を愛せよ!」古野一花

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小川香は地元の信用金庫に勤めるの独身の27歳です。
おしゃれのセンスもなく地味な女子。
人がいいのか親友に彼氏を寝取られ、しかも披露宴に招待されるという有様です。
そんなトホホな日々を過ごしていたある日、隣に住んでいた幼馴染みの高橋広輝が実家に帰ってきます。
広輝は元Jリーガーでドイツのプロチームでも活躍していたスターです。
現在はスポーツジムを経営する実業家。
香にとって広輝は、同い年ですが子供のころから自分を守ってくれる兄のような存在でした。
なのでつい広輝に弱音を漏らしてしまった香。
香の話を聞いて憤慨する広輝。
友達の彼氏を奪っておいて披露宴に誘う無神経な女と彼女の友達に乗り換えて結婚するというチャラい男は香と同じく広輝にとってもずっと同じ学校でしたから、広輝は俺も披露宴に出席させろと強引に割り込みます。
本当は披露宴出席に気が進まなかった香に「披露宴の間中どころか、行きから帰りまでずっと一緒にいてやる」と支えてくれる力強い言葉も。
部屋で2人きりそんな話をしているうちにだんだんいい雰囲気になってきて・・・・。
地味な主人公と現役でないとはいえ有名人である元サッカー選手という設定は、まあこのエタニティシリーズの王道といえましょう。
御曹司やエリート社員というのが多いパターンですが。
さて、2人を見返すべく披露宴当日に向けて香を徹底的にいい女に磨き上げるためのプロデュースをする広輝。
当日の新郎新婦の驚きと嫉妬は読者にとってもカタルシスです。
まあ地味なOLが一変して幼馴染みとはいえ有名人の彼氏を持ち美しくなること自体、カタルシスといいますか羨望で憧憬な話なんですけどね。
でもさほど不自然さも強引さも感じることなく、スムーズに読めました。
エタニティシリーズの赤お決まりのエッチシーンもほどよく散りばめられています。
あ、私何冊もこのシリーズ読んでいますけども、エッチシーンで“後ろの穴”なんて出てきたのは初めてです。
地味な主人公ですが、あちらのほうはなかなかのものでした。(笑)
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『ふ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする