2020年05月29日

「酒のかたみに」監修 髙山惠太郎

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「月刊たる」という大阪の出版社が発行している酒の専門誌に掲載されたエッセイ集。
もちろん内容は酒について書かれたもの。
いや、酒についてというよりも、酒を愛した作家たちについて書かれたエッセイですね。
昔の作家は酒が似合いました。
文壇バーなんてのもありましたし。
なのでエピソードにも事欠きませんでした。
そんな作家たちを、身近にいた編集者や文筆を生業とした人たちが語っておられます。
ここに登場する作家は、開高健、有吉佐和子、色川武大、立原正秋井上靖源氏鶏太池波正太郎、梶山季之、高橋和巳、森敦、稲見一良中上健次、吉行淳之介。
錚々たる顔ぶれですね。
皆すでに亡くなっておられます。
執筆しておられるのは菊谷匡祐立松和平山本容朗などなど。
こちらもまた亡くなっておられます。
昔の作家と生で接し、いろんな言動を見聞してきた人たちがいなくなる。
寂しいことですがこれも時代であり歴史であります。
なのでこのようなエピソードを文章で残しておられるのはとても貴重ですし、嬉しいことでもあります。
このあと「続・酒のかたみに」、「新・酒のかたみに」と出ており、どちらも購入済み。
また楽しみに読ませていただきましょう。
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『た』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする