2020年08月25日

「いのちの食卓」辰巳芳子

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「いのちの食卓」。
なかなか重いタイトルです。
なので私の日々の食事はこんなのですよ、というような内容ではありません。
著者は『崩食』の時代を危惧しておられるのです。
『崩食』。
いろんな意味がありますよね。
食材そのものの安全性、毎日3食というリズムの崩壊、家族そろっての食事の減少、インスタントやコンビニ食の普及・・・・。
つまりいろんな面で食が崩壊している。
「食というのは呼吸と等しく、いのちの仕組みにくみこまれている」と著者は言います。
まったくその通りですよね。
でもその食がこれほどおろそかにされている時代は過去になかったでしょう。
飽食ゆえの崩食だと私は思っています。
本書ではレシピもいろいろ紹介されています。
昔ながらのちゃんとした材料を使ったレシピです。
派手ではありませんが滋味ありそうな料理です。
グルメだのなんだの、いつから食はこんなチャラいものになってしまったのでしょう。
ほんと食とは何か、真剣に考える時期にすでに入っています。
添加物まみれの料理もそうですし、日本の食料の自給率にしてもそう。
これらを真剣に考えている“自称グルメさん”はどれだけいらっしゃることやら。
インスタ映えなんていいながら料理の写真撮ってる場合じゃないですよ。
ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『た』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする