2020年08月27日

「星やどりの声」朝井リョウ

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鎌倉を舞台にしていると思われる街。
「星やどり」という喫茶店を経営している早坂家。
母と三男三女の家族です。
ビーフシチューが名物の「星やどり」ですが、客は少なく経営は思わしくありません。
ですがその収入を頼りになんとかやってきた早坂家。
家族それぞれいろんな事情を抱えています。
ある日から毎日店に来ていた常連のブラウンおじいさんがぱったりと店に来なくなり、その頃から家族に歪みが生じてきます。
皆が抱えている問題も噴出してきて・・・・。
ロマンチックな家族小説です。
ちょっと言い回しが装飾的過ぎたり、仕掛けもベタ甘だったりしますが。
まあライトな青春小説として読めば高校生のキャラなんかはそれなりなのかなと。
亡き父親の存在が効いていますね。
というか作品の背骨になっています。
ただ章によって視点が変わり、効を奏している部分もあれば全体として散漫になっている印象もあります。
まあ家族の絆を描いているわけですが、よくも悪くもライトだなぁと。
ラベル:小説
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『あ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする