2020年10月09日

「恋の舞台はお屋敷で」伊東悠香

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セクハラ上司と喧嘩をして会社を辞めた倉田由良(ユラ)。
バイト先のメイド喫茶の店長に住み込みの専属メイドの仕事を依頼されます。
金持ちのそのお屋敷に行ってみますと、主人はイケメンで年下のモデル、シュウでした。
しかも先日チャラい男にナンパされているところを助けてくれた男性。
お屋敷で二人きりの日々が始まるのですが・・・・。
いいですね、金持ち、お屋敷、イケメンモデル。
そこに住み込みで働くという。
妄想女子の憧れを突いています。(笑)
もちろんそれだけの単純な話ではなく、実は二人には過去に接点があったという設定があり、これがまあなんとか主人公とシュウを結びつける説得力となっています。
ただ以前に読んだ作品でもそうなんですけど、作者の大雑把なところがここでも発揮されており、例えば一時期同居することになるシュウの親友のカオリ。
男性モデルなのですが最初は女装で登場します。
ユラは女性だと思っていたのに実は男性と聞いてびっくり。
いや、身長180cm以上の女(女装)が表れて、それを素直に信じるかと。
あとの説明によると、なんだか女性の丸みや柔らかさを出すためシリコンの衣装を身に着けていたとか。
180cmの男性がそんなの身に着けたらなおさら体がでかくなって、どう見ても女じゃないだろうと。(笑)
なにより声はどうなんだと。
そのあたりの説明は一切ありません。
で、ユラがシュウに冷たくされて屋敷を飛び出すシーンがあるんですね。
ユラはどうしたか。
なんと屋敷を飛び出してそのままパリに行くんです。
嘘やろと。(笑)
東京から大阪に行くとかならまだしも。
もうね、ブッ飛んでます。
ですが力業で話をねじ伏せます。
クールなキャラのシュウも見違えるようにエロエロな男になります。
もうほんと、ハッピーなお話です。
ユラの天然キャラはよかったですね。
これがこの作品の魅力かと。 
posted by たろちゃん at 01:04| Comment(0) | 『い』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする