2020年10月24日

「皿の上の人生」野地秩嘉

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本で飲食店を取り上げる場合、店なのか料理なのか料理人なのかという選択があります。
ガイドブックなんかは店ですよね。
週刊誌や月刊誌などは新店や話題の料理人の店を取り上げることで読者をつかみます。
料理専門誌ならまさしく料理ですよね。
例えば柴田書店の「専門料理」とか。
この本の著者はいろんなジャンルの職人を取材しておられる人です。
なので店でもなく料理でもなく、料理人にしっかりとスポットを当てて書かれています。
登場する料理人たちは16人。
ほとんどがスターシェフとかではなく一般的にはあまり知られていない人たちです。
ここに著者の見識を見ます。
有名な料理人や話題の店を追っかけて紹介記事を書いている(書かされている)ライターとは違い、ご自身のアンテナに触れた店の料理人をきっちり取材し紹介しておられる。
タイトルにあるように、料理人が皿の上に表現している人生を紹介しておられるんですよね。
ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 03:37| Comment(0) | 『の』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする