2021年02月12日

「ユーミン・陽水からみゆきまで」富澤一誠

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音楽の世界で今はフォークなんて言葉はないんですかね。
ニューミュージックという言葉さえも古さを感じさせます。
現在はJ-POPといったところですか?
でも頭にJを付けるのなんて、もう30年以上も前からですしねぇ。
浜田省吾のアルバム「J.BOY」あたりが最初だったように記憶しています。
そのあとサッカーのJリーグなんかが発足しましたしね。
最近のことはよくわかりませんけども。
この本では60年代後半から70年代後半にかけて、フォークからニューミュージックのミュージシャンたちを取り上げ、当時の音楽の変遷についても書かれています。
まず最初にユーミンを取り上げておられるんですよね。
歴史からすれば第二章の岡林信康からになるはずなんですけど。
それだけ著者にとっても、また日本の音楽シーンにおいても、ユーミンの登場は画期的だったんでしょうね。
で、他に登場するミュージシャンは、吉田拓郎、井上陽水、かぐや姫、さだまさし、アリス、松山千春、小田和正、中島みゆき。
まさに現在において日本の音楽界の重鎮な人たちです。
岡林、拓郎といったあたりが登場してきたあの時代、熱気がありました。
現在のアイドルに熱を上げる熱気ではなく学生運動に音楽がかぶさる時代でしたから、それは一種スリリングな熱気でしたね。
そういうのを塗り替えてしまったのがユーミンだったりするわけです。
でも中島みゆきなんかがそれをまたフォークの世界に引き戻したりして。
この頃、ほんと濃い時代だったなぁと読みながら思いました。
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『と』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする