2021年03月05日

「給食のおにいさん 受験」遠藤彩見

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前作で小学校の給食を“卒業”し、自分の店を持つという夢のためにホテルのメインダイニングで働き始めた宗。
年下の先輩たちの中で見習いから始まって、ようやく魚担当であるポワソニエにまで“進級”しました。
ですがまたまた学校の給食を作ることに。
ホテルが給食事業に参入することになり、お嬢様学校に一流ホテルの給食を提供することになったのです。
そのために作られた「給食課」に宗は配属されます。
宗たちの料理はわがままな私立中学のお嬢様たちに満足してもらえるのか・・・・。
う~ん、主人公の宗だけでなく、作者もお嬢様中学生相手だと苦しかったのかなぁという印象ですね。(笑)
当然こういうのは学校側の要望、思春期のお嬢様たちの心理、そういうのと格闘しながら問題を乗り越えていくという話になるわけですが、どうも今回は話作りに四苦八苦な印象を持ちました。
小学生相手のときの面白さがなかったですね。
給食のおにいさんを“卒業”した主人公がまた給食に帰ってくるというのは、「給食のおにいさん」というタイトルである以上当然かもしれません。
このあともシリーズは続いていますが、まだ読んでいないのでどのような展開になるのか知りません。
自分の店を持つという夢、でも自分の意志ではないにせよ給食から離れられないという現実。
いつまでもこんな状態で引っ張るわけにもいかないでしょう、作者も。
主人公も作者も正念場です。
ではまた次巻の“浪人”編でお会いしましょう。
さよなら、さよなら、さよなら。(笑)
ラベル:小説 グルメ本
posted by たろちゃん at 01:00| Comment(0) | 『え』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする