タイトルの「蛇にピアス」ってなんのことだろうと思っていましたら、舌にピアスをし、その穴を拡張していき、先端を蛇の舌のように二つに割るとのこと。
イタタタタ。
最初から痛さを感じる小説です。
内容は・・・・う〜ん、まあ現代の風俗を取り上げて、物語的にもそれなりにまとまっていると思います。
でもこれが芥川賞でいいのかなぁ。
村上龍や山田詠美は絶賛したようですが。
そりゃお二方、この小説が理解できないとは言えませんわな。
ピアス、タトゥー、SM。
チンコやマンコといった言葉が当時19歳の女性作者によって無造作に書かれています。
さすがにクスリには触れておられませんが、これに理解を示さねばお二方の立場がありますまい。
正直言いましてこの作品が芥川賞にふさわしいのかどうか、私には判断できません。
今後の作者の活躍により、それは左右されるのではありますまいか。
ラベル:小説