2007年01月27日

「赤目四十八瀧心中未遂」車谷長吉

いやあ、すごい小説を読ませていただきました。
一流大学を出、就職した会社を辞め、各地を転々とし、行き先もなくアマ(尼崎)に流れてきた主人公。
何もないアパートの自室で、ひたすら臓物を串に刺し続ける仕事に就きます。
同じアパートには彫師やその愛人、出入りする”くすぼり”、売春婦など。
この彫師や愛人との付き合いがだんだんと深みにはまっていくのですが・・・・。
黒岩重吾の西成物よりも生々しい気がしますし、中上健次の重さとはまた違います。
ぜひ他の作品も読みたいです。
この小説、第119回直木賞受賞作品なのですが、芥川賞のほうが相応しいように思うのですが。

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 『く』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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