2007年03月26日

「遠き山に日は落ちて」佐伯一麦

肩の力が抜けたいい小説ですねぇ。
作家の主人公が草木染のパートナーと蔵王山麓で生活を始めます。
秋から春にかけてのその生活をコツコツと描いています。
特に何があるわけでもありません。
パートナーは家庭教師もしています。
教え子がいじめられっ子だったりするのですが、いじめ問題について言及するわけではなく。
田舎の自然も描かれていますが、自然破壊を訴えるわけでもありません。
素朴な人間づきあいも実に味わいよく描かれています。
心に滲み入るいい小説でした。

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 『さ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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