メイン特集は「すし決戦」。
いろんな特集の中でもすしは人気が高いとのこと。
その中で「池波正太郎さんが愛した七軒の今」という特集があります。
私はあまり有名人が通う店というのには興味ありません。
「だからどうした?」と思うのです。
有名人が通うから美味しいなどという保障はなんらありません。
むしろ味はともかくとして、その店に通うのがステイタスになっているような店もあるでしょう。
なぜか有名人=食通みたいな図式を持っている人が多いようです。
なんら根拠無いと思うのですが、しかし有名人=金持ちという図式も確かに存在しまして、金持ちが行く店=高級店、高級店=やはりいい素材を使っており美味しいだろう、では日頃からそういう店で食事している有名人というのはやはり舌が肥えているであろう、というイメージなんでしょうね。
でも私はそういう企画が嫌いではありません。(笑)
あの有名人がどんな店を贔屓にしておられるのだろうというのは興味あります。
池波氏に関しましては食通として認識されておられる方です。
しかも昔ながらの東京の粋にもこだわれておられたようで。
そんな方が愛した店というのはやはりそれなりの魅力があるのでしょうね。
「1億人のチェーン店」という企画も面白かった。
ハンバーガーショップやファミリーレストランの食べ歩きで徹底検証。
その中で「格安ファミレス部門」として4軒取り上げられているのですが、我が愛する「サイゼリヤ」が第4位。
その他の店は経験無いのですが、飲みながら楽しむというコンセプトでいけばダントツ1位だと思うのですがね。
そういう切り口ではなかったのでこの結果は残念でした。
酒飲みの心をくすぐってくれるファミレスなんて「サイゼリヤ」だけでしょう。
山本益博氏の「365日食べ歩き丸秘手帳」。
まだひたすらミシュランの星がどうとかおっしゃってます。
この店は間違いなく二ツ星であるとか、日本料理をどう評価するのかとか。
個人として心の中で思う分にはいいですが、いちいち連載に書くほどのことでしょうか。
それならばいっそのこと日本版ミシュランが発売された時点で、日本の料理評論家が物申すという形でたっぷりと批判も交えて本を出版されればいいのでは。
仮にも日本において料理評論の第一人者でありましょう。
せめて日本においてはミシュランの追っかけなどせず、どっしりと構えることはできないものでしょうか。
ミシュランミシュランと蝿のようにうるさすぎます。
2007年09月19日
おとなの週末10月号
ラベル:グルメ本
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