わりと好きな作家です。
この人の書く女性の主人公は、けっこうあっけらかんといろんな男性とセックスするんですね。
それがまあいかにも今どきの女性という気がします。
すべての作品がそうではないですけど。
小説を評価するという本質から外れていると思いますが、そういうところに感心します。
表題作の「プラナリア」は直木賞受賞作。
それよりも私は、珍しく男性の一人称で書かれた「あいあるあした」がよかったです。
当然男性の立場から書かれているのですが、しっかりと書かれていますねぇ。
なかなか心に浸み入るものがありました。
ラベル:小説