全国に店を持つ「博多・一風堂」の代表、河原成美氏の著作です。
タイトルどおり全国のラーメン店を115軒紹介しており、最初の5店はインタビュー形式、次の5店はページを割いての店評価、残りは寸評といった構成。
素人や評論家といった立場の人たちの意見はいたるところで見られますが、同業者の立場から書かれたところがこの本の価値でしょうか。
やはり評価本というよりはガイドブックという体裁です。
しかしラーメン屋という業種も新しい店ができたと思ったらすぐ閉まったり、なかなか浮き沈みの激しい世界ですね。
比較的手堅い店を紹介しておられるようです。
ラベル:グルメ本