現職の警察官が妻を殺したと自首してきます。
妻はアルツハイマー。
息子の命日さえ忘れてしまうような自分を殺して欲しいと言われ、不憫に思ったその警察官は首を絞めて殺害してしまうのです。
しかし殺害してから自首するまでの二日間については一切語ろうとせず、その空白の二日間の行動がこの物語の主軸となっています。
まず私が思ったのはその二日間がそんなに重要かなぁと。
アリバイならともかく、その二日間のあいだに新宿歌舞伎町に行ったの行かないの、大騒ぎするほどのこととは思えないのですが。
一般人の視線ではなく刑事や検事の視線から書かれているので、彼らからすればとても重要なことなのかもしれませんけども。
その理由が明かされることによってちょっとほろっとさせられはするのですがね。
だからといって刑事や検事や刑務官までがそこまで肩入れするというのもなぁ。
歯切れのいい文章でまずまず引き込まれるものはありましたが、どうも納得いかない気がしました。
ラベル:小説
失礼ながら、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://sirube-note.com/correctional-officer/
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今後ともよろしくお願い致します。
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