2009年06月14日

「半落ち」横山秀夫

現職の警察官が妻を殺したと自首してきます。

妻はアルツハイマー。

息子の命日さえ忘れてしまうような自分を殺して欲しいと言われ、不憫に思ったその警察官は首を絞めて殺害してしまうのです。

しかし殺害してから自首するまでの二日間については一切語ろうとせず、その空白の二日間の行動がこの物語の主軸となっています。

まず私が思ったのはその二日間がそんなに重要かなぁと。

アリバイならともかく、その二日間のあいだに新宿歌舞伎町に行ったの行かないの、大騒ぎするほどのこととは思えないのですが。

一般人の視線ではなく刑事や検事の視線から書かれているので、彼らからすればとても重要なことなのかもしれませんけども。

その理由が明かされることによってちょっとほろっとさせられはするのですがね。

だからといって刑事や検事や刑務官までがそこまで肩入れするというのもなぁ。

歯切れのいい文章でまずまず引き込まれるものはありましたが、どうも納得いかない気がしました。

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 20:32| Comment(1) | TrackBack(1) | 『は』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
突然のコメント失礼致します。
失礼ながら、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://sirube-note.com/correctional-officer/

もしよろしければ、こちらのページから相互リンク登録していただけましたら幸いです。
http://sirube-note.com/correctional-officer/link/register/
今後ともよろしくお願い致します。
nu14EVJ0
Posted by sirube at 2009年06月15日 17:17
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半落ち  横山秀夫/著  講談社
Excerpt: 【紹介文】 「妻を殺しました」。現職警察官・梶総一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの二日間の行動だけは頑として語ろうとしない。梶が完全..
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Tracked: 2015-09-05 01:53