2009年06月15日

「裁判官の爆笑お言葉集」長嶺超輝

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裁判において裁判長が被告人にかけた言葉を集めた本です。

判決文を淡々と読み上げるだけではなく、人間味を感じさせるコメントが面白い。

ただタイトルの「爆笑お言葉集」というのはどうでしょうか。

読んでみますと爆笑するような言葉は無く、むしろしんみりと心に染み入る言葉がほとんどだと思いますが。

爆笑としたタイトルのほうが売れるだろうとの思惑でしょうが。

その中でもまあ笑えたコメントを抜粋してみましょう。

「暴走族は暴力団の少年部だ。犬のうんこですら肥料になるのに、君たちは何の役にも立たない産業廃棄物以下じゃないか」

暴走族のメンバーだった15歳の少年が暴走族を脱退したいといったところ、他のメンバーから集団リンチを受け死亡した事件です。

裁判所という場で「犬のうんこ」、「産業廃棄物以下」と痛烈なお言葉。(笑)

裁判長の憤りが感じられます。

胸に詰まるお言葉もあります。

3歳10ヶ月の幼児に対して、義母、祖父、祖母、曽祖父までが虐待に加わり、死亡させた事件です。

「家族の愛情を求めながら、その家族から虐待を受ける日々を、どんな思いで耐えていたのか。何を感じながら人生の幕を閉じていったのか。願わくば、その人生が悲しみばかりでなかったことを祈る」

泣きました。

posted by たろちゃん at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 『な』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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