2010年08月23日

「美味しんぼ94 医食同源対決!!」作・雁屋哲 画・花咲アキラ

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表題作は「医食同源対決!!」。

山岡はそろそろ究極のメニューを完成させる段階に来たと言います。

そして医食同源というテーマで至高のメニューとの勝負を挑むわけです。

お互い色々なメニューを提示するわけですが、はて、これのどこが医食同源なのか。

海原雄山は言います。

「単なる栄養補給のための食事では心の輝きは得られない。それをいかに食べるかが重要だ。そういう食事こそ人生そのもの。"医食同源、人の身にも心にも力を与える食べ物"になるのだと私は考える。」

なんだか文章がおかしい気もしますが、それには目を瞑りましょう。(笑)

おっしゃることはごもっとも。

しかし海原雄山の出す料理にそれだけの説得力があるのか。

雄山は序・破・急の構成で料理を出します。

スッポンの小龍包、完熟トマトの山羊のチーズ詰め、ホッキガイ、アオヤギの貝の串焼き、子牛の刺身・山羊の刺身、ハチノスの煮込み、スズキの丸揚げ、酒寿司。

どれもごちそうですね。

しかし海原先生、序・破・急はいいですけど、これがほんとに医食同源ですか。

どう考えても明らかに野菜が欠如しています。

現実の食通を自認する人が栄養バランスを欠いているのはもはや当たり前ですが、海原先生がそんなことではいかんでしょう。

美食で心の輝きを得るのは結構なことですが、肝心の栄養バランスが欠けていてはなにをかいわんやです。

完熟トマトの山羊のチーズ詰め?

そんなのよりも生トマトと豆腐を食べなさい。

子牛の刺身・山羊の刺身?

そんなの食べる必要ありません。

刺身なら魚を食べなさい。

安いマグロでじゅうぶんです。

スズキの丸揚げ?

そんなのよりもサバやサンマ、イワシの塩焼きを食べなさい。

そしてほうれん草のおひたしなどの青野菜をたっぷり。

こういうのを伝えていただきたいなぁ。

って、たしかにそんな内容では心の輝きは得られませんけども。(笑)

ラベル:グルメ漫画
posted by たろちゃん at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 『か』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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