2010年12月04日

「大山倍達との日々 GODHANDの光と影」真樹日佐夫

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大山倍達。

極真空手の創始者であり、その半生を取り上げた漫画「空手バカ一代」は大ヒットとなり極真空手ブームを巻き起こしました。

当時は「空手バカ一代」で紹介されたエピソードを100%実話だと思っていた人も多いと思います。

私もその一人でしたが。(笑)

今となってはかなりの部分が原作者の梶原一騎の創作であったということが知られていますけども。

しかし空手家として突出した実力があったのは確かなようで、それに輪をかけて梶原一騎の脚色によりまさに伝説の人物として祀り上げられていきます。

そんな大山氏と身近な付き合いをしていたのがこの本の著者である真樹日佐夫氏です。

梶原一騎氏の実弟であり、作家・劇画原作者、そして空手家でもあります。

元極真会館総本部の師範代であり、兄の梶原氏と共に大山氏とは義兄弟の間柄でした。

著者が二十数年間付き合ってきた大山倍達という人間はどのような人物であったのか。

極真会館という巨大な組織の総裁であるからには、空手ひとすじの一空手家というわけにはいきません。

経営者としての駆け引きもあれば欲もあります。

そういういろいろなことがきっかけとなり、真樹兄弟は大山氏と決別することになるのですね。

大山氏とのいろんなエピソードに触れながら、知られざる極真会館の歴史も紹介されています。

添野義二や芦原英幸といった昔の極真ファンにはシビれる名前が出てきますし、アントニオ猪木VSウィリー・ウィリアムス戦の真相、大木金太郎が大山倍達に決闘を申し込んだ話なども書かれています。

「空手バカ一代」を夢中で読んだ覚えのある人はぜひ。(笑)

posted by たろちゃん at 18:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 『ま』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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